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（以下，PSU）。その続編となる「ファンタシースターユニバース イルミナスの野望」（以下，イルミナス）が，2007年9月27日に発売された。PSUでの反省点などを踏まえ，さまざまな新要素が追加された本作に，興味をそそられているプレイヤーも多いことだろう。
この記事では，筆者が実際にイルミナスをプレイしてみての
感想を交えながら，新たに追加された新要素の中から，「目玉」となるものをピックアップし，紹介していく。なお，本編であるPSUを知らないという人は，「こちら」のレビュー記事を参考にしてほしい。
よりパワーアップしたアバター性
可愛い女性キャラを作ろうとすると，つい時間をかけてしまう。人によっては，キャラ作成だけで数時間近く遊べてしまうのでは？
まずは，イルミナスのキャラクター作成周りに注目しよう。ログイン画面/キャラクター作成画面のデザイン変更など，細かいリファインが行われているほか，選択できる顔，ボイス，髪型，アクセサリー，服/パーツが増えている。
また，髪型とアクセサリーを別々に変更できるようになり，PSUよりもさらに個性的なキャラクターが作成できるようになった。も
ちろん，ゲーム中で入手できる服やパーツも追加されており，それらのカラーバリエーションも増加している。
ショップの「エステ」で，顔とボイスをいつでも変更できるようになった点も嬉しい。料金は顔のパーツ単位で設定されており，やはり大きな部分の変更には，それなりの金額がかかる。しかし，あまり安く設定されていると，会うたびに顔や声が
変わっているフレンドばかりになってしまいそうなので，金額設定はこれくらいが妥当かな，という印象を受けた。
なお，今後のアップデートで，「ファンタシースターオンライン」（以下，PSO）に登場した服装などが追加される予定もあるとのこと。PSO時代からのファンは，大いに期待してほしい。
 イルミナスで追加されたキャスト（男）の顔。なにやら，突如暴走して敵を食べてしまいそうなデザインである |  フェイスタイプの変更には10万メセタもかかる。かなり高額だが，マイキャラクターをさらにかっこよく（あるいは可愛く）したいなら，これくらい我慢だ |
新規ミッションの追加
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よう。追加ミッションを惑星別に羅列していくと，惑星パルムの“星の傷跡”“雷獣の都”“同盟軍本部奪還”“メトロリニア突破”，惑星ニューデイズの“桜華の法撃”，そして，惑星モトゥブの“氷雪の洞窟”“蛇獣覚醒”と，合計7種類になる。
これらのミッションにはPSUと同様，キャラクターのレベルに応じたC?Sランクの難度が設定されており，ランクが変わると出現する敵
の強さもガラリと変わる。
ミッションの追加に伴い，新フィールドやマップも追加されている。中でもローゼノム?シティが廃墟になっている点など，PSUからプレイしているファンにとっては，興味を引かれるものも少なくない。また，PSOに登場した敵モンスターが，形を変えて登場している点にも要注目だ。
■星の傷跡
廃墟と化したローゼノム?シティが舞台のミッション。立派な都市だった頃の面影が残っており，入り組んだ細い通路や階段が多い。必然的にモンスターとの戦闘も狭い場所で行われることが多いため，近接戦闘が苦手なガンナー系やフォース系は，少々苦戦を強いられるかも。
また，いたるところにトラップが仕掛けられており，これがある意
味モンスター以上に厄介だ。ソロでプレイしている場合は，トラップにかかったときに壊してくれる仲間もいないため，残りHPには常に気をつけたいところ。
ミッションの最後にはボスとして，PSOでお馴染みの「グラス?アサッシン」が登場。麻痺効果のある粘液と強烈なカマ攻撃に注意だ。
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■雷獣の都
同じくローゼノム?シティのミッション。“星の傷跡”よりもさらに厄介なトラップが設置されており，出現する敵の種類も多い。とくに通路に仕掛けられた爆弾にはご注意を。これはいきなり出現するため，驚いて後退し
がちだが，実はそのまま走り抜けてしまったほうが被爆率は低いので，覚えておくといい。ちなみに，後ろに続くパーティメンバーは，爆発を確認してから進んだほうが安全だ。
このミッションのボスは，「ガイノゼロス」というカマトウズに似た新モンスター。ゾンデとラ?ゾンデを放ってくるので気をつけよう。
ここを抜けると，今回新たに追加された中
間ロビーである“パラカバナ海岸”に到着する。廃墟の激闘を戦い抜いたあとは，美しい海に癒されよう。
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